SE海外転職を目指すについて
IT就職を目指すのシリーズについてはこちらの記事をご確認ください。基本的にこちらを読んでいらっしゃらない方はこちらの記事を確認することを推奨しています。
カナダの留学先大学検討
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やりたいことを整理する

やりたいことを整理する重要性
留学先を決めるうえで何よりも、自分が何を学びたいかをはっきりさせることが大切です。
特に現地で就職を検討している場合は、 大学で学ぶことがそのまま仕事につながります。外国人である私たちは英語ができてもそれだけでは採用理由にはなりません。
現地の人を置いてでも採用したくなるような、スキルを備えている必要があります。
ただやりたいことを決めるって難しいですよね。私自身はITの会社に就職したので学びたいことが明確になりましたが、大学時代は特に勉強もしていなかったのでやりたいことがありませんでした。海外に行きたいという気持ちはあったので短期間の留学には行きましたが、行くことが目標になってしまっていたので現地の授業はかなりつらかったです。難しい英語、量の多い課題で日に日にやる気がそがれていきました。
なのでやっぱりやりたいことを整理することが大事でしょう。今やっていることをベースに考えてもいいですし、これからやりたいということでプログラミングなどを学んでいくこともありだと思います。未経験からカナダ留学をしてプログラミングを学ぶ人もいるようで、調べているサイトでいくつかの人が紹介されていましたね。
私の場合
私の場合はカナダでプログラマーとして働きたいと思っているので、プログラミングを学べる学校を選択します。プログラミングや技術のコースはいくつかの種類がありますが、その中からモバイルアプリ作成を学ぶことができるコースを選択しようとおもっています。
特にプログラミング未経験の方は、プログラミングといってもいろいろなコースがあり、作れるものが違うということを認識しておくことが重要です。それを理解したうえで自分がどのようなものを作りたいのかを考えてコースを選ぶといいと思います。
理由は今やっているプログラミング言語を活用することができるということ、一度プロジェクトでアプリ作成を経験していて興味をひかれたということです。
カレッジとは
カナダには日本では聞きなれないカレッジという種類の学校があります。
一般的にユニバーシティは日本人がイメージする普通の大学、学問を中心に学ぶ場所である一方で、 カレッジは就業時に役に立つ実践的な技術を学ぶ場所です。
カレッジにもいろいろなコースがあり大学編入をすることができるコースやそのまま卒業するコースなどコースごとに期間も内容も異なるものがあります。
1,2年などのコースがあり、短期間でDiplomaやCertificateという学位を取得することができます。
卒業後はプログラム参加期間と同等の期間、または最長3年間の就労ビザを取得することができるので、留学から就職までスムーズに進められるようです。
私はIT就職をする前に、現地で経験を積みたいと思っているのでカレッジを選択することになります。
公立と私立カレッジ
日本の大学と同じようにカナダにも公立と私立のカレッジが存在します。確認してびっくりしましたが、公立と私立でかなり就業や費用について条件が変わってくるんですね。かなり注意が必要です。
公立カレッジの特徴
- 卒業後ポストグラヂュエートwork permitが取得可能
- 費用が高い
- 要件が高め
私立カレッジの特徴
- 卒業後ポストグラヂュエートwork permit取得不可能
- 費用が安い(公立の半額程度)
- 要件が低め
ワークパーミット
公立カレッジを卒業した場合は、在学期間に応じた ポストグラジュエート(以降ポスグラ)というワークパーミットを取得することができます。要は現地で就労することができる権利ですね。
一方で 私立のカレッジは卒業してもポスグラを取得することができません。これは結構いたいですよね。現地のカレッジを卒業してそのまま就職したいという方は注意が必要です。
私立カレッジの場合はcoopという就学期間中に有給インターンをすることができる制度で働くことが可能なので、カレッジのコースにもcoopが組み込まれているものが多くありました。coopは1年間しか利用できない制度なので、結局就業することができる期間は最大2年の差が生じます。
coopにさらにワーキングホリデーを組み合わせることで2年間就業することも可能らしいです。
公立のカレッジのポスグラは3年間社会人として働くことができる一方で、coopはあくまでも学生としてインターンに参加する形式になります。カナダの永住権を取得する場合は社会人としての就業期間が要件に入ってくるので ポスグラを利用したほうが永住権を取得するには有利ですね。
留学費用
このような公立カレッジの恩恵がある一方で費用がかなり高額であるというのがデメリットです。普通公立のほうが安いと思うんですけどね、、
私が調べた中ではだいたい 1 年の学費が倍くらい異なります。公立だとだいたい150万くらい1年でかかりますね。2年通うと300万、、
留学までにこんなに費用が用意できないとなると私立カレッジを中心に検討することになりますね。
入学要件
あとは要件についてです。これについてはいろいろなカレッジがあるのでまとめていうことは難しいですが、私立カレッジのほうが入学要件が低いようです。公立はIELTS6.5以上のところがある一方、私立はIELTS5.5やTOEICを使うこともできるそうです。
ただ結局入学要件が低くて入りやすくても授業で使う英語レベルは同じになるわけですから、 最終的には公立、私立どちらも要件より高い英語力を取得している必要があると思われます。申し込みまでの期間が短く、どうしてもその時に留学をしたいという場合には要件が低くないと無理という可能性もあるので、状況に応じて利用するという感じでしょうかね。
どっちを選ぶ?
私は現地で就職して、永住権を取得したいと思っているので効率のカレッジを目指すことになります。就労期間長いほうが就職活動でもよさそうですし。ただ費用は頑張るしかないですね。
先ほど紹介した費用はあくまでも学費だけです。カナダでの生活費は入っていません。2年生活する費用も合わせると2年間の公立カレッジ留学で600万は最低でも用意したほうがよさそうです。私立カレッジならこの半分の300万で大丈夫そうなのでかなりやすいですね。感覚がマヒしてきた(笑)
語学要件はどのみち海外で就職するつもりなら高めないといけないので気にしませんでした。IELTS6.5取れないと現地の授業でも苦しむことになると思うので。
学校選び
公立、私立である程度めどがついたら次は学校、コース選びでしょう。
IT留学の場合このカレッジいいなと思っても、勉強したい内容がない or 要件が高すぎて難しいというものがありました。数学必要なんてしらないよ、、
学校の確認には以下の留学エージェントのサイトを参考にしました。
BrandNewWay
https://www.bnwjp.com/school/college/school.html
成功する留学
https://www.studyabroad.co.jp/canada/community-college/
カナダIT留学ならFrogというサイトが非常に詳しい情報が記載されているのでお勧め。
Frog
大学公式サイト
一番正確な情報があると思いきや、意外と情報が雑だったりすることも(笑)確認はしておいたほうがいいでしょう。
相談を活用しよう
自分で希望校の目途をつけたら、エージェントに相談しながら目標とする学校を選ぶのがいいと思います。結構海外の大学サイトって見づらくて、要件などが確認しづらいんですよね。相談すればより詳しい情報を教えてもらうこともできるし、 何より時間の節約になります。
私のような社会人の場合、特に時間の使い方は非常に重要になります。
エージェントに考えていることをメールで送れば親身に答えてくれます。私ものエージェントに相談メールを送りました。
IT留学、就職という点で はFrogがノウハウが多くていいと感じました。サイトの情報も豊富だし、担当者の回答も非常にわかりやすかったです。ほかのエージェントではIT就職に関する情報が乏しかったりして不安を感じる会社もありました。
IT以外でも 特定の専門分野での留学、就職に強みを持っているエージェントがあるならばそこを活用しない手はないと思います。
行きたい大学、コースを絞り込めたら大学の公式ページやネットの情報で自分でも確認をしておきました。
仮にエージェントが何かミスをしていた場合でも、結局割を食うのは自分ですし、エージェントをたたいても何も出てくるわけではないですからね。自己責任の意識をもって情報収集をするのは大事だと思います。
目標がきまったら
目標が決まったらやることは3つ
英語力を高める
何といっても要件を満たすためには英語力が必要になります。
英語学習に関してはいかの記事にまとめてありますのでそちらをご確認ください。
私も絶賛勉強中です!
資金を集める
これまた大変な資金集め。いくら語学要件を満たしていても学費、生活費を賄うことができなければ留学に行くことはできません。
実際に留学のスケジュールを組む際は現実的に資金を集められる期間から逆算していくことになると思います。
資金集めについても以下の記事にまとめています。
専門スキルを高める
IT留学に関しては専門スキルもさらに高める必要があると思っています。
ベースとなる知識のあるなしで、授業についていけるかどうかもはるかに変わってきます。トピックの内容の知識の有無で聞き取りのレベルが段違いに変わるので。
なるべく優秀な人材として就職したいので、プログラミングの練習も欠かせません。
プログラマではない方は料理の腕をあげるとか、専門的な英語を勉強しておくとかですかね。こちらもいかに記事をまとめているのでご覧ください。