今回はあのサラリーマンの味方鎌倉シャツが販売しているパジャマをレビューしますよ。
ドレスシャツは安いのに、品質がとても高いということで有名な鎌倉シャツですが、パジャマはどうなのかレビューしていきたいと思います。
ブランド紹介

パジャマというとジェラートピケやワコールなどを思い浮かべることが多いと思います。メンズだとどこが有名ですかね?ファッションに興味がそこまでない人でも知っているパジャマのブランドってありますかね。
そんな中ワイシャツで有名な鎌倉シャツでパジャマを購入してみました。
シャツ屋の本格パジャマ
製品の質にはとことんこだわる鎌倉シャツですからもちろんパジャマの品質もこだわっているんです。
二つのこだわり
特にこだわられている部分として紹介されているので、公式サイトから引用して鎌倉シャツのパジャマのこだわりを紹介したいと思います。
もし時間がある方は公式ページでより詳しいことが記載されているので、そちらをご確認ください。
生地へのこだわり
直接肌に触れるものは吸湿性が高いことが望まれます。
その条件を満たす天然素材で作られる鎌倉シャツのパジャマは、
ゆったりとした身体に優しいデザインで、くつろぎの時間にふさわしい。
自慢のシャツと同等の生地で、しなやかな肌触りが心地良さをさらに引き出します。
生地へのこだわりについて鎌倉シャツのwebページでこのように紹介されています。
鎌倉シャツのワイシャツで利用されている、質の高い素材を用いられているわけですからそれだけでもパジャマの品質に期待ができますよね。
仕立てのこだわり
鎌倉シャツのパジャマは縫製とディテールにこだわった納得の一着。
前身頃の見返し部分はステッチがかけられていることでめくれず、
ゴムと紐を併用したパンツは、伸びやすいゴムと窮屈なひもの欠点をカバー。
こちらも公式サイトより引用。シャツづくりで培った技術をパジャマづくりでも活用しているんですね。
シャツとパジャマでは着用する目的が異なるため、つくりも同じように、、、とはいかない部分が多いでしょうがそのような点も見事に克服しているとのこと。
実物を見てみないと実際にどうかわかりませんが、ここまで大々的に紹介しているということはそれだけ自信があるということがうかがえます。
パジャマレビュー
では早速購入したパジャマをレビューして行きたいと思います。
私が今回購入したのはこちらのリネンのパジャマです。
色は5色ほど展開があるのですが、私はブラウンを購入してみました。
見た目

リネン素材ということで天然素材らしい自然で素朴な感じがいいですね。
リネンのパジャマなのでシワはかなりつきます。シワは一般的にはあまり好まれませんが、リネンのシワは味として好まれることが多いです。
家の中でしか着用しないことを考えるとシワはあまり気にならないですが、光をバッチリ当てて撮影してみると結構シワがついていますね。
パジャマ+リネンという組み合わせはどうしてもシワは避けられないので、このシワが嫌いという方はリネンは避けた方がいいかなと思います。
シルエット

見た目に関しては特段他のブランドと違いと感じることはあまりないかと思います。これはどこのパジャマにも言えることだと思いますが。
全体的に大きめのサイズ感で、パジャマとしてはちょうどいい感じですかね。普通のシャツをイメージしている方だとちょっと緩いと感じると思います。
外で着用するようなシャツとは違い、パジャマは出来るだけ締め付けがない方がいいと言われています。締め付けがあると、血の巡りが悪くなったりリラックスしづらくなったりということがあるからですね。
ズボンに関しても徐々に下がってきてしまわない程度の締め付けがあるため、ズボンがずり落ちて来るというストレスは一切ないです。
この点から、パジャマとしてしっかりと作ってきているなという感じがしますね。
ちなみに私は身長が177センチあるのですが、サイズはMサイズを購入しました。これまでに鎌倉シャツで購入したことがある方であれば、そのサイズを参考に選べばオンラインでも問題なく購入できると思います。私も以前ワイシャツを購入していた時にMサイズがちょうどよかったので、同じサイズで購入することにしました。
鎌倉シャツではオンラインで購入するときでも適切なサイズを選べるように、目安となる数値が表記されていますので、そちらを参考にしてみることをおすすめします。

サイズの参考画像
肌触り
リネンってちょっとザラザラしている感じがあって肌触りが得意じゃないという方もいると思います。
私もパジャマではないですが、リネンのシャツを着用していてちょっと苦手だと感じていたこともありました。
でもそれは質の悪いリネンのシャツだったからです。鎌倉シャツのリネンのパジャマは、良い素材を利用して製造されているため、肌触りが気になることはありません。
肌触りだけを求めるならガーゼなどの素材の方がいいですね。
リネンの肌触りの魅力はそのシャリっとした感じやサラサラ感があると言うことです。夏のお風呂あがりに汗を書いても全くベタつかないということなど、生地が柔らかくて気持ちいいといういうよりは、不快感がないと言う意味で良い肌触りともたらしてくれます。
単純にふわふわで柔らかい肌触りを求めるなら、ガーゼなど綿の素材を選ぶ方がいいと思います。お風呂を上がった後の汗くらいの量だとベタつくことがありますが、睡眠中の汗なら問題なく吸収してくれます。
使用感
非常に快適です。初めてリネンのパジャマを着用して見ましたが、ここまで着用して快適なのかとびっくりしました。
軽くて、通気性も抜群です。お風呂あがりに暑くて汗をかいてしまうこともありましたが、全く不快ではないんですね。
睡眠時も締め付けがないことで、快適に睡眠をすることができました。Apple Watchで睡眠管理のアプリを利用していますが、着用以前よりも質の高い睡眠を取ることができるようになっていました。
細かい部分
最後に鎌倉シャツのパジャマの魅力である細かい部分へのこだわりを紹介しておきます。
一つ目がボタンです。

比較的安価に購入できるパジャマのボタンはプラスチック製ですが、 鎌倉シャツのパジャマのボタンは貝でできているんです。
ボタンが貝でできているから、着心地がよくなるということはないですが、いいドレスシャツは貝ボタンを利用しているということからも、品質の高いパジャマにはいいボタンを、ということだと思います。
2つ目が縫い方です。
鎌倉シャツのパジャマは巻き伏せ本縫いという縫い方を採用しています。
巻き伏せ本縫い???となる方も多いと思うので、一般的な縫い方と鎌倉シャツのパジャマの縫い方の画像比較をお見せします。


左が安物のワイシャツ、右が鎌倉シャツのパジャマの画像になります。
二つの画像の違いは見ていただければ、わかると思いますが二枚の生地をつなげたときにはしっこの部分が飛び出すかと飛び出さないかといったことにあります。そう、巻き伏せ本縫いとはロックミシンを使用せずに人の手で、シャツの裏側の縫い代が全く出ないようにする縫い方です。
左の写真のように生地の端が飛び出していると、肌に触れてしまい不快感を与えます。一方で 鎌倉シャツのパジャマは生地が飛び出していないので着用時に肌にあたることがないのですね。そのため快適な着心地につながるわけなんです。特に肌に直接触れるパジャマの場合は、普通の服よりもさらにこの縫い方をしていることが重要になってきます。
見た目ではすぐに違いが判らないですが、こういう細かい部分でも着心地を追及されているんですね。
巻き伏せ本縫いは着用時の快適感はもちろん、強度も高いという魅力もあります。ただし、人の手で縫い付ける必要があるため、手間が非常にかかるんですね。
そのため普通の縫い方よりもコストがかかるわけですが、それでもパジャマ値段が7,8千円台というのは鎌倉シャツの努力が伺えますよね。何回か繰り返しになりますが、こういった細かい点まで丁寧に作りこまれているのに、値段がそこまで高くないというのが鎌倉シャツの魅力です。
まとめ
寝るときにパジャマではなく、シャツやジャージで代用しているという方も多いと思いますが、専用のパジャマを着用すると睡眠の質を高めることができます。
鎌倉シャツなら他のブランドよりも安く、本格的なパジャマを購入することができます。是非この機会にパジャマの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
コロナの影響で店舗がしまっていますが、オンラインの配送料が無料になっているのでネットで購入するのもおすすめです。
鎌倉シャツのイージーケアシャツも以前購入してレビューしています。もし興味があればそちらも確認してみて下さい。鎌倉シャツのことを知れば知るほど好きになると思いますよ(笑)