コロナの影響などもあり、発売に遅れが生じることも予想されていましたが2020年度もしっかりとMacBook AirとMacBook Proがアップデートされましたね。
何世代か前よりもAirとProの違いがはっきりとしてきてはいるのですが、どちらを購入すればいいかわからないという方も多いと思うので難しいことはわからないという方でもわかるように簡単にMacBook ProとMacBook Airのどちらがおすすめか説明したいと思います。
最初に結論
高度な作業をしたいという場合にはMacBook Proを選択すべきだが、 基本的にMacBook Airで十分やりたいことができる。
MacBook Airで十分高性能

MacBook Airは実はかなり高性能で多くの人にとって十分な機能を有しています。一方でMacBook Proというのはその名の通りプロ向けの機能を備えているMacBookであり、一般的なパソコンの利用をする人にとっては過剰すぎる性能を持っているんです。
そのため多くの方はMacBook Airを購入すれば満足に利用することができます。
ちなみにここで言っている一般的な使い方が何かわからないという方もいると思うのでMacBook Airで十分な作業を箇条書きで紹介しておきます。
- インターネットで検索をする
- メールをする
- エクセルやワード、パワーポイントを利用する
- プログラミングをする
- iPhoneの管理をする
- 簡単な動画編集
ちなみにエクセル、ワード、パワーポイント等のアプリはマイクロソフト社の製品であるため、 MacBookで利用をする際には利用料金がかかります。これらのソフトに対応する製品がApple製のもので無料で利用できるようになっていますが、うまくマイクロソフトのソフトとうまく変換できず、apple以外のパソコンの利用者に送信するとうまく表示されないということもあるようなので念頭に置いておくことをおすすめします。
またどのような作業をするか決まっていないという場合でもいきなり高度な作業をすることは考えにくいので、MacBook Airで十分だと考えられます。ただし、お金に余裕があるのであればMacBook Proを購入しておいてもいいかもしれません。
MacBook AirとMacBook Proの違い
基本的にはMacBook Airで十分と説明をしましたが、MacBook AirとProは何が異なるのか気になるという方も多いと思いますので、細かくどのような点が違うのかを説明しておきましょう。
性能
MacBook Air とMacBook Proの一番大きな違いは性能の差です。
MacBook ProはAirよりも性能が高いです。またカスタマイズをすることで、グレードアップできる幅も広くより高機能にすることができるのもMacBook Proの特徴です。
パソコンに負荷がかかるソフトを利用しても、サクサクと動かしたいという高度な作業をする方はMacBook Proを選ぶことになります。実際に高度な作業をする方というのは実際にパソコンを利用してデザインや動画の作成など、仕事でバリバリに利用するという方くらいでしょう。
ただし、カスタマイズをしてよっぽど高性能にしない限り二機種の性能の違いは利用しているうえでそこまで感じられモノではありません。Proを購入するという方は通常販売されているものにさらにカスタマイズをして性能を高めたいという方が多い傾向があるようです。
色

色はAirだとシルバー、スペースグレー、ゴールドの3色。Proだとシルバー、スペースグレーの2色があります。
意外なことにAirのほうがカラーバリエーションが多いんですね。ゴールドが欲しいという方はMacBook Airを購入する必要がありますね。
タッチバー

タッチバーはMacBook Proにしか搭載されていない機能の一つです。
タッチバーは上の画像のようにキーボードの上の部分にあるタッチすることのできるバーですね。タッチバーの使い方は多彩で便利という風に説明をされていますが。従来であればF1などのキーが配置されていますが、利用しているソフトによってカスタマイズすることができます。
ただしこれはアップルファンの中でもあまり好評ではない機能で、バッテリーの減りが早くなってしまうという問題や、常にFキーを表示しておきたいというようなこともあり正直タッチバーがあることによる恩恵を受けている人はそこまでいないです。そもそもの活用方法が見出されていないんですね。
しかもこの タッチバーの有無によってMacBook ProとAirの価格差が大体2万円ほど生じています。タッチバーが必要だと思うのであればMacBook Proを購入する必要がありますが、それに2万円の価値があるかを考える必要があります。
価格
価格についてはMacBook Airが104,800円、MacBook Proが134,800円から購入することができるようになっています。その価格差は3万円。とにかく安くMacBookを購入したいと考える方にとってはMacBook Airのほうがはるかに安く購入できます。
ただしこれはそれぞれの一番低い機能のモデル間での価格差です。MacBook Proの下位モデルと同じ性能になるようにMacBook Airをカスタマイズしてみるとその価格差は2万円ほどになります。要はタッチバーの有無の違いですね。
※カスタマイズでは完全に同じ性能にすることはできませんが、それに近しくなるようにしています。
同じような性能にしても2万円ほどの差が生じるのであればMacBook Airを購入するという方が多いのではないでしょうか。
もう一度結論
高度な作業をしたいという場合にはMacBook Proを選択すべきだが、 基本的にMacBook Airで十分やりたいことができる。
Apple製品の魅力は各製品間の連携があるので、MacBook Airを購入して節約したお金でほかのアップル製品を購入するというのがおすすめです。