ビジネスソックスの基本-見えないとこに心が表れる

今回はビジネスソックスについての記事になります。

最近周りを見ると靴下がだらしない方を多く見受けます。靴下なんて基本的に他人に見られることがないから適当なものを履いてもいいやと思っている方は特に注意が必要です。スーツやかばんなどいいものを使っていても靴下がだらしないと、表面的な部分にしか気を遣えわないのかと感じ取られてしまうかもしれません。

また基本的に靴下は目立つことはないと思いますが、それはあくまでもスーツを着る際には靴下を目立たせないことが基本だからです。くつしたの基本を知らないと靴下が目立ってしまいます。そして目立っている靴下というのは基本的にだらしない時だけです。ですので靴下なんて目立たないからどうでもいいと思っている方は今から紹介するNGパターンをやってしまっていないか確認してみてください。

今回はNGパターンだけでなく、どのように靴下を履けばいいのかとおすすめの靴下も紹介していきます。

NGパターン

そもそもビジネスソックスではない

これが一番やばいパターンです。特に新入社員に多いイメージ。ビジネス用のソックスではなく普段使いの黒がベースの模様が入っているものを着用しているとか、ひどい場合はただの靴下でいっさいビジネスソックスによっていないなど。まず基本的にそういう方は少ないとは思いますが毎年1名くらいは見かけるので、絶対にやめておきましょう。

この写真はカジュアルで着用しているのでいいですが、このような靴下を履いている場合はNGです。

肌が見えている

最初は靴下の長さの問題です。スーツの基本として男性は肌の露出を最小限にすべきというものがあります。誰も男性の肌なんて見たくありませんからね(笑)

普通に靴下を履いていて、肌が見えるパターンとしては椅子や電車に座るときなどがあります。これが一番みっともなく見えてしまうのでとにかくこうなっていないことを確認しましょう。

だぼだぼになってる

次に靴下の状態です。スーツでもなんでもそうですが1番かっこいい状態はシワがなく張りがある状態です。サイズが合ってなくてシワができてしまっていると途端にカッコ悪くなります。靴下も同じで靴下が見えたときに上からずり落ちてだぼだぼな状態だととてもカッコ悪いです。

加えて、人前でずり落ちた靴下をあげる動作はNGだとされています。靴下は常にピシッと張っている状態でなければいけません。もし今履いている靴下がゴムが伸びて落ちてきてしまうようだったら新しいものを購入すべきです。

柄靴下

ここではビジネス用のソックスで柄が入っているものも実はあまりよろしくはないです。一番上はカジュアルソックスを履いてはいけないということでしたが、ビジネスソックスでも柄やいろんな模様が入っているものがよくあります。しかし基本的に柄はよくないとされています。なぜなら靴下は下着だからです。ワイシャツの下に着る白や肌色のシャツと同じで、本来見えてはいけないものなのです。

ただ靴下を完全に見えなくするというのは不可能ですよね。ですが靴下が下着であるということは変わらないので基本的に見えない、目立たないようにする必要があるのです。

そんな見えてはいけない靴下が見えたときに柄が入りまくったものを履いてると嫌でも目立ってしまいますよね。そもそも柄物は目立たせるためにはいていることになりますし。なので柄の靴下は基本的に選ばない方がいいと思います。

どんな靴下を履けばいいのか

「途方にくれる男性」の写真[モデル:大川竜弥]

さてそれではどんな靴下を履くのがおすすめか?答えはロングホーズ一択だと私は考えています。

なにそれ?と思う人もいると思いますので詳しく説明していきます。

ロングホーズ

言葉で説明するより画像を見てもらった方がわかりやすいと思うのでこちらをご覧ください。

これがロングローズです。簡単に言うとふくらはぎ、ひざ下くらいまで丈がある長い靴下です。日本ではあまり主流ではないのですが、欧米ではスーツに合わせる靴下として定番です。なぜ定番なのかというと先ほど紹介したNGパターンの多くを回避することができるからです。

なにこれ靴下長すぎでしょと思った方もいると思うかもしれませんが、とてもいいんですよ~。

ロングホーズの利点

肌が見えない

ロングほーずはひざ下まで長さがあるため確実に肌が見えてしまうということがありません。そもそも靴下が見えてしまうことはあまりよくはないですが、見えてしまったときでも肌やすね毛が見えないという安心感が強いです。足を組むときにも肌が見えないので問題ないです。

ずり落ちない

ロングホーズはふくらはぎでゴムが締め付けてくれます。ちゃんと履いておけばまずずり落ちてきませんし、多少ずり落ちてもスーツから見える部分はピンと張った状態で変わらないため靴下を直す動作もしなくてすみます。これは先ほど紹介したようにNGな行動である人前で靴下を直す動作を回避できます。単純に靴下を直すのもめんどくさいですからね、かなりいい点だと思います。

ロングホーズのおすすめメーカーはこちら

最期にロングホーズをどこで購入すればいいのかということを紹介します。

ハリソン

「ハリソン 靴下 ロゴ」の画像検索結果

普段聞きなれない名前かもしれないですが、靴下の老舗ブランドです。またロングホーズを購入するとなると必ず名前が挙がってくるブランドです。

雑誌などで露出がないのでめちゃくちゃ有名ってわけではないですが、その分広告代がかかってないので、品質が高い割にお値段はそこそこで収まっている1番オススメのブランドです!

お値段は一足で1500円くらいからです。普段ユニクロなどで安い靴下を購入している方にとってはお高く感じるでしょうが、その分品質は高く長期間利用することができるのでコストパフォーマンスとしてはいいと思います。ダメになって買い替える頻度が多いとめんどくさいですしね。

靴下は一週間分5足あれば十分なので一週分購入するとしても8千円くらいです。8千円で品質が高い靴下を毎日履けると考えるとかなりお得ではないでしょうか。私はブラックとネイビーを愛用しております。

タビオ

「タビオ」の画像検索結果

みなさんよくご存知のタビオです。実はタビオでもハリソンと値段があまり変わらなかったりしますので個人的にはハリソンがおすすめです。ハリソンは販売している店舗でも意外と目立たないためタビオの方が身近に感じると思います。とりあえず一側ロングホーズを試してみようとか、実店舗で見てみたいという方はタビオのほうが身近にあるかもしれません。

まとめ

見えないところこそ、その人の心が表れます。靴下は目立たないのではなく、目立たせないことを心がけることが大切です。ぜひNGパターンがある方やロングホーズに興味を持ったという方は試しに一足ロングホースを試してみてはいかがでしょうか。

 

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