今回は私がiCloudの容量を課金してまで活用したかった機能を紹介していきたいと思います。
みんな知っているけれど、あまり活用できていないものの筆頭がiCloudだと思うのでぜひ利用方法を参考にしてみてください。
1:写真の管理を簡単にするため
iCloudを利用すると撮影した写真が自動的にクラウド上にアップされ、他の端末の写真アプリから見ることができるんです。
私は写真をブログ載せる際に、いろいろな端末を経由しているので頻繁の画像データを移しています。それが地味に大変なので、iCloudの写真共有機能を使いたいと思いました。
実は一度5GBの無料プランでもこの機能は利用していたのですが、画像データが多てすぐにストレージが埋まってしまったので今回のプラン変更で改めて利用することになりました。
ここで実際に私のサイトに画像が載るまでの手順を紹介します。
iPhoneで撮影
↓
iPadで編集
↓
PCで投稿
このように3種類のデバイスを経由して写真の投稿に至っているわけです。そうすると 写真を共有するためにクラウドにアップロードしたりairdropを利用するのも結構めんどくさいんですよね。
PCがWindowsであるというのも写真の連携が少し大変になっている要因の一つですが、購入してから2年ほどしか経過していないPCを買い替えるのもお金がもったいないですし、仕事の関係でwindowsを多く利用しているのでmacに交換するのもなかなか踏み切れていないんですよね。
iCloudを利用することができれば、自動的に写真がクラウドにアップロードできるようになるためPhoneからiPadへの写真移行が簡単にできるようになります。またwindowsでもweb版のiCloudを利用すればiPhoneで撮影した写真を取得できるので 今まで手動で行っていた写真のやり取りをしなくてもよくなるんですね。
一回の写真データの転送ということであればそこまで時間がかかる作業でもないのでいいですが、私のように頻繁に写真を移す必要がある人にとってはこの作業が省略されるだけでもかなりの時間の節約になります。
実際にこの記事を執筆中に写真連携を試していますが非常に快適です。この後に載せているスクリーンショットは全部端末でスクリーンショットを取っただけでそのあとのデータ移動は一切していません。
2:自動バックアップを取得
iCloudで端末のバックアップを保存していませんでした。理由は簡単で無料で利用できるデータ容量が5GBしかないので、iPhone,iPadのバックアップを取得に十分な容量ではなかったからです。
それでもバックアップを取っておかないと万が一の状況で困ってしまうので、パソコンにつないで取得をするようにしようと決めていました。
でもなかなか定期的に自分でバックアップを取るってできないんですよね。PCにケーブルを接続をしてバックアップを取得するというのは、10年以上前にiPodに音楽を入れるときには頻繁に利用していましたが、ソフトウェアのアップデートもWi-fiで簡単にできるようになった現在だとなかなかめんどくさい。その結果何か月もバックアップを取得していないということも、、、
最近はスマホでいろいろなやり取りをすることが多いので一か月に一回でも、かなり古い情報しか残っていないので本当にスマホのデータが吹っ飛んでしまうとまずい。
このような問題を感じていたので、iCloudの容量を増やして自動でバックアップを取得するように設定しようと思いました。保険と思えば安いものですよね。
3:メモやTODOリストの端末間連携
iCloudを利用するとappleの純正アプリであるメモやリマインダーの内容を共有することができるようになります。私は5GBで無料で利用できるデータ容量の時から利用していた機能です。
よくメモ連携のサービスとしてevernoteを利用している方が多くいると思いますが、私はあまりevernoteをうまく使いこなせなかったです。そもそもevernoteほど機能が必要ではなかったのでapple純正のアプリでメモなどを書き記しています。
ブログの記事のテーマを思いついてらとりあえずリマインダーに追加しておく、細かい内容も頭に浮かんでいたらメモに記入するというようにしています。そのメモやリマインダーを端末間で自動で共有できることによっていつでもリマインダーやメモの内容を確認することができます。
もちろん消化したtodoリストはどの端末からでもチェックを入れることができるので、ついつい放置してしまいがちなtodoリストの消化もしっかりとすることができます。
データ容量を増やすことのメリットとしては気になった記事や画像をそのまま、メモに張り付けてもデータ量が気にならないということでしょうか。
↓iPadでメモを記入しiPhoneで参照している例


4:端末のストレージを減らすことができる
iPhoneやiPadなどの初期のストレージ容量だと2年間ほど利用するとおそらくいっぱいになってしまうでしょう。ストレージがいっぱいになってしまうと新しいデータを追加する際にいらないデータを消す必要が出てきてしまいます。
そのようなデータ管理をするのが大変なので私はいつも端末を購入するとき一段階上のストレージをオプションで選択して、購入するようにしています。例えば現在所有しているiPhone XRの場合何もカスタマイズせずに購入すると64GBのストレージになっていると思いますが、私はひとつ上の128GBを購入しました。
容量が大きいモデルになるとその分値段も高くなるので地味に痛いんですよね。iPhone XRであれば64GBと128GBで 値段の差が5000円ですからそこまで変わらないかもしれませんが、現在の最新機種であるiPhone 11 Proだと64GBの次の容量が256GBになってしまいその 価格差は20000円ほどになってしまいます。
そのように一つ上のストレージ容量を購入するくらいならiCloudに課金をしてすべての端末の容量を拡大できるようにしたほうがいいと思い、ストレージ容量を増やすことにしました。当面は現在のiPhone XRを利用していこうと思っていますが、次回購入するときは初期ストレージのままで購入するかもしれませんね。
50GBのプランに切り替えて今までの無料プランの時に利用していたデータにiPad miniとiPhone XRのバックアップを加えてみましたが、まだまだ余裕がありますね。
Wi-Fiがある環境であれば問題ないと思いますが、外出時などに頻繁にデータを取り出す必要がある場合はデータ通信を利用するので気を付ける必要があります。特に使用量に応じて料金が上がるタイプのプランの方は要注意です。
まあ頻繁に必要になるデータは端末に保管しておけば問題ないと思いますが
料金について
iCloudは 50GBの利用で月額130円、 200GBだと381円で利用することができます。もう一つ上の2TBもありますがこれを利用する方はそうそういないと思うので省略しておきます。
Googlo Driveだと15GBまで無料利用することがで切るという点では優秀で、次の段階だと 100GBで月に250円です。
DropBoxのプランだと無料の2GBの次が、 2TBで月に1200円とiCloudと同等の安さを誇っていますが、2GBの次のプランが2TBとはなかなか極端ですよね。それほど利用する必要がないという方も多いと思います。
データの保存量だけを考えると、大容量使うのであればDropbox、無料の15GBでも十分なのであればGoogle Driveでもいいと思います。
ただし iCloudのメリットはこれまでに紹介してきたようにappleのサービス間での親和性です。純正メモが自動でほかの端末に更新されているということや端末のバックアップを自動で取ることができるのはiCloudならではでしょう。
iCloudと端末ストレージ金額
50GBで二年間利用すると3120円、200GBであれば二年間で9600円です。iPhoneを一番安いモデルと容量を増やしたモデルの価格差が1万円ほどであればiCloudを利用するのを検討するのもありだと思います。
端末のストレージと違いiCloudは必要になったら課金して容量を増やせばいいので、最初のデータ量が少ないうちは50GBで契約しておいて、だんだんデータが増えてきたら200GBに変更することもできますからいい感じに節約をすることもできます。
デメリットとしてはアップルにどんどん囲い込まれてほかの会社のサービスに移行しにくくなるということでしょう(笑)
自由にアンドロイドのスマホなどに移り買われるようにしておきたいという方は端末のストレージ容量を増やす選択でもいいかもしれませんね。
まとめ
iCloudのメリットを大きくまとめると、データをクラウドで管理することでデバイス間でのデータのやり取りが今まで以上に簡単になるということでしょう。
正直このメリットは人を選ぶと思います。バックアップを取りたいだけなら、PCとかに取ったほうが安上がりですし、データのやり取りも頻繁でないならほかのクラウドサービスの無料プランの範囲内で可能だと思います。私は写真の連携の点で非常に恩恵を受けていますが、スマホで写真を撮って、スマホで加工、スマホでアップするという方には恩恵がないですからね。
今回紹介した機能は全部無料のプランでも利用可能ですので一度体験して見てもいいかもしれません。
そこでめっちゃ便利と思ったら課金してみるのがいいと思います。